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ラリー・エリソンってどんな人?オラクル創業者の経歴や噂
ラリー・エリソンさんはあのオラクルの創業者なんですが、いまいち知っている情報って少ないですよね。
調べてみると、ヨットの上でバスケットボールをするほどヨットとバスケットボールが好きなんだそうです。しかも、ヨットの上でバスケットボールをするもんだから、ボールが海に落ちてしまうこともありますよね?だからヨットの後ろに球拾い要員を乗せたスピードボートを用意して、シュートの練習をしているそうですよ。
なかなかクレイジーな一面もある方なんですね(笑)
ラリー・エリソンとは
オラクルコーポレーションの共同設立者であり、オラクルの元CEO、会長、CTOです。オラクルはマイクロソフト社に次いで世界第2位のソフトウェア企業であり、総従業員数12万人を抱える超巨大カンパニーです。
フォーブスが発表した2018年3月の米国の億万長者ランキングでは、エリソンは第7位にランクインし、その資産は585億ドル(およそ6兆5520億円)にもなるそうです。
ラリー・エリソンプロフィール
名前 | ローレンス・ジョセフ・エリソン(Lawrence Joseph Ellison) |
誕生日 | 1944/8/17 |
出生地 | アメリカ合衆国ニューヨーク州 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
家族構成 | 4回結婚して4回離婚。3人目の妻との間に息子、娘がいる |
趣味 | ヨット、バスケットボール |
ラリー・エリソン年表
1970年 アンペックス在籍時に携わったCIA向けデータベースにオラクルと命名した
1977年 Software Development Laboratories (SDL)社を共同設立
1978年 社長就任
1979年 Oracle 2をライト・パターソン空軍基地に納入
Relational Software Inc.に社名変更
Oracleに社名変更
1983年 Oracle バージョン3リリース
1986年 株式公開
1990年 取締役会長就任
1997年 アップルの取締役に就任
生後9か月のときに叔父・叔母に引き取られる
エリソンはニューヨークで誕生し、生後9か月のときに母親に手放され、そこからはシカゴ南部に住む叔父と叔母のもとで育てられました。
エリソンの母親は当時19歳の未婚の母で、エリソンが肺炎にかかったことを機に、自分で育てるのが難しいと感じ、エリソンを叔父と叔母が養子として引き取ることにしました。
12歳のときに自分が養子であることを知り、精神的に不安定な時期もあったそうです。
学生時代は非常に優秀だった
エリソンの学生時代の成績は、最優秀生徒として表彰を受けるなど非常に優秀だったそうです。特に数学と科学が優秀で、小・中、高と非常に優秀な成績を納め、大学はイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校に入学しました。
しかし、大学2年のときに養母が亡くなり、その頃からふさぎ込むようになったようです。そして大学2年のときにイリノイ大学を退学し、その後シカゴ大学に入学するも、三か月で退学してしまいます。
21歳のときにカリフォルニアへ移住しプログラマーとして生計をたてた
大学退学後はわずかなお金だけを持ち、カリフォルニアに移住しました。最初はロッククライミングのインストラクター等として働いていましたが、給料が少ないのでプログラマーとしても働くことにしました。
エリソンは大学時代にアルバイトで学んだコンピュータの知識を使ってプログラマーになり、そこから転職を繰り返しながらプログラマーとしてのスキルを身に着けていきました。
エリソンは、後のインタビューで、「プログラミングはパズルのようなものでとても楽しい。給料がかなりいいのに加えて、好きな時間に、好きな場所で働ける。コンピューターは論理性の塊だから、私との相性は抜群だった。給料が良くて、至極クリエイティブな作業。」と語っています。
1977年にロバート・マイナー、エド・オーツと共にSDL社を共同設立
エリソンはアンペックス社在籍時に、エドガー・F・コッドのリレーショナルデータベースシステムに関する論文を読み、これに触発されて1977年にロバート・マイナー、エド・オーツと共に「Software Development Laboratories (SDL)社」(後のオラクル)を設立しました。
この会社は、世界で最初のリレーショナルデータベースという管理システムを作り上げるという目標が掲げられて設立されました。
SDL社を設立し、SQLというコンピュータ言語に目をつけた
SDL社を設立した後、エリソンはある本と出会い、SQL(ストラクチャード・クエリ・ラングエッジ)というコンピュータ言語に目をつけます。
そして、紆余曲折ありながらも、なんとかCIAのリレーショナル・データベース管理システムについて構築の2年契約を交わすことに成功しました。このプロジェクトのコードネームが「オラクル」なのです。
2年の契約だったにも関わらず、エリソンらは1年という短い期間でプロジェクトを終了させ、残りの時間は商用アプリの開発に充てました。最終的に完成したリレーショナル・データベース管理システムに、コードネームと同じオラクルという名前を名付けたのです。
1986年に株式公開し、オラクルは成長を続けた
最初は数人でやっていた会社でしたが、オラクルの売上はどんどん増えていきました。そしてこの頃、社名をオラクルに改名しました。
1986年には株式公開し、IPOでは31億円を記録したそうです。その後業績が悪化し、経営危機にまで陥ることになりますが、マネジメントをビジネスのプロに任せ、自分は開発に注力することにしました。そこから業績も次第に回復していき、経営危機から復活したのです。
ラリー・エリソンの一風変わったエピソード
1.4回結婚して4回離婚している
4回結婚して4回離婚しているので、今は独身ってことだと思いますが、これはなかなか情熱的ですね~。3人目の妻であるBarbara Bootheとの間に息子と娘が一人ずついます。
2.信じられないくらいヨットが好き
エリソンは信じられない位ヨットが好きで、様々なヨットレースのスポンサーになったり、オラクルレースチームを優勝に導いたりしています。
また、冒頭でも書きましたが、自家用に少なくとも2艇のヨットを保有し、ヨットの上でバスケットボールも楽しんでいるそうです。ヨットの後ろに球拾い要員を乗せたスピードボートを用意して、ヨットの上でシュート練習をしているというエピソードがあります。
クレイジーww
3.親日家で京都にも家を持っている
エリソンは世界中に別荘を持っているのですが、なんと京都にも家を持っています。場所は京都の南禅寺の近くで、忍者屋敷をイメージした作りになっているそうです。
また、カリフォルニアにも日本風の家を持っており、瓦屋根や池、待つ、灯篭などがある日本庭園風の家なんだそうです。日本がはかなりの数をコレクションしており、この家に飾ってありるとのことです。
4.お寿司が大好き
親日家と知られるエリソンですが、お寿司好きとしても有名です。
スティーブジョブズとも親交の深いエリソンは、ジョブズにお寿司のおいしさ、すばらしさを語り、おいしいお寿司屋さんを紹介していました。そのおかげなのか、ジョブズもかなりの寿司好きとして有名です。
5.自家用ジェットの騒音問題で空港とモメる
エリソンは航空機のパイロットの免許を持っており、自家用ジェットも複数所有しています。
この自家用ジェットの騒音で何度かノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港と口論になっています。というのも、75,000ポンド(34トン)以上の重量の飛行機は深夜時間帯の離着陸を制限しているのですが、エリソンはこれを守らずに飛ばしちゃったみたいです。けど、結局エリソンの所有している自家用ジェットは75,000ポンド未満だったようです。
ちなみにこの自家用ジェットでアクロバティック演技の練習などもしているのだとか。スゲーアクティブw
6.豪邸購入マニアといわれている
エリソンは豪邸購入マニアと呼ばれ、カリフォルニア州マリブに十数軒、ウッドサイド、サンフランシスコ、タホ湖畔、リバーサイド、ロングアイランド州のニューポート、ハワイなどの高級不動産を多数所有しています。
キャッスル&クックが所有していたハワイのラナイ島の土地をすべて金額未公開にて購入したことにより、島の98%の土地はエリソンの私有地なんだそうです。
7.アイアンマン2に出演
アイアンマン2はオラクルがスポンサー企業になっているのですが、その関係でアイアンマン2にエリソンが本人役で出演しています。
ウケるww
8.突然スカウトする
オラクル創業当初、資産報告書に悪戦苦闘していたとき、ピザ配達の若者が大学で会計学を学んでいることを知り、その場でスカウトして雇いました。
やっぱり行動力があるんでしょうね~。
なんだかおもしろそうな方ですね!幼少時代は暗い無口な子だったそうです。色んな意外性があって興味が沸きます!