イーロン・マスクってどんな人?スペースXやテスラCEOの経歴や噂

イーロン・マスクってどんな人?スペースXやテスラCEOの経歴や噂

 

経済大国アメリカで起業しまくり、100発100中の勢いで成功を収めているイーロン・マスクさん。スゴイ!

結構神経質っぽい感じはしますが、どんな人なのか気になったので調べてみました。なんだか掴みどころがないというか、変わっているというか…どんな人なのかいまいち分からない方でした(笑)

けど私好みのイケメンではあるな~(笑)
 


 
 
 

イーロン・マスクとは

 
イーロン・マスクは、X.comやスペースXの共同創業者でありCEOを務める実業家、投資家、経営者です。2002年頃にテスラ・モーターズに投資をし、現在はテスラのCEOも務めています。また、テスラの子会社であるソーラーシティの会長も務めています。

2018年2月の資産は204億ドル(約2兆3000億円)にもなるといわれています。
 
 
 

イーロン・マスクプロフィール

 

名前 イーロン・リーヴ・マスク(Elon Reeve Musk)
誕生日 1971年6月28日
出生地 南アフリカ共和国・プレトリア
国籍
家族構成 3度離婚している。5人(双子と三つ子)の子供がいる
趣味 映画鑑賞、子供と遊ぶこと

 
 
 

イーロン・マスク年表

 
1995年 Zip2社を共同創業
1999年 X.com社を共同創業
2001年 X.com社がコンフィニティ社と合併、PayPal社設立
2002年 スペースX社を共同創業
2006年 ソーラーシティを共同創業
2008年 テスラ社の会長兼CEO就任
 
 
 

幼い頃からプログラミング+事業の才能があった

 
イーロン・マスクは10歳のときにコンピュータを購入し、プログラミングを独学で学びました。そして12歳のときには「Blaster」というシューティングゲームを販売して数百ドルを売り上げています。

この頃、読書にも夢中になっていたイーロンは、学校の図書館に読む本がなくなる程本を読み漁っていました。読む本がなくなってしまったため仕方なく百科事典を読み始めたところ、これが意外とおもしろくて百科事典を2セット読破し、この頃には歩く百科事典のような存在になっていました。

イーロンは好奇心旺盛で、様々なことを吸収していったんですね。凄まじい記憶力です。
 
 
 

インターネットに可能性を感じ、大学院を2日で退学して起業

 
カナダ人の母をもつイーロンはカナダ国籍を持っているため、1988年に大学入学資格を得た後はカナダに移住しました。カナダに移住するきっかけになった一つの理由として、南アフリカ共和国の徴兵に行くことがあまり良い方法だと思わなかったと言っています。

カナダに移住してからはひとまずクイーンズ大学に入学したものの、アメリカに行きたいと考えたイーロンはアメリカのペンシルベニア大学に編入し、経済学と物理学を学びました。アメリカには最新のテクノロジーがあったことと、やる気さえあれば何でもできるという精神に惹かれて行きたいと考えたようです。

その後、スタンフォード大学院に行って高エネルギー物理学を研究する予定でしたが、インターネットに可能性を感じたイーロンはなんと2日で大学院を退学しました。そしてその後は弟と友人とイーロンの3人で、1995年にZip2社を共同創業しました。

すごい行動力ですね。
 
 
 

この後はどんどん起業&投資して成功した

 
1995年にZip2社を共同創業し、1996年にはコンパック社のAltaVista部門に$307Mで買収されたことによってイーロンは2200万ドル(約25億円)を手に入れました。

その後、手に入れたお金を使ってどんどん起業し、1999年にはオンライン金融サービスと電子メールによる支払いサービスを行うX.com社(現在のPayPal)を創業、2002年には宇宙輸送を可能にするロケットを製造開発するスペースX社を創業、2006年には太陽光発電会社ソーラーシティを創業しました。

2002年頃には、電気自動車を製造販売するテスラ・モーターズに投資し、現在はテスラ・モーターズのCEOも務めています。
 
 
 

倒産寸前崖っぷちでロケット打ち上げに成功しNASAと契約

 
スペースX社では宇宙輸送を可能にするロケットを開発していたのですが、わずか6年でロケット打ち上げに成功するという偉業を成し遂げました。

とはいえ、ロケット打ち上げを成功させるまでに3度の失敗があり、次の打ち上げに失敗すれば倒産を免れない状況での挑戦だったようです。 しかし、ギリギリのところでスペースXがロケット打ち上げに成功し、2008年にNASAからスペースステーション(ISS)構築と民間宇宙旅行に関する大規模な契約を獲得しました。

同じ頃、テスラ・モーターズでは2008年にリリースされた第1弾ロードスターに欠陥が見つかり、複数回のリコールを余儀なくされました。テスラ・モーターズもスペースXも経営が危なく、しかもプライベートでは妻との離婚を経験し、この頃は公私共に辛い状況だったそうです。

けど無事ロケット打ち上げが成功して良かったですね!イーロンは「20年以内に人類を火星に移住させる」と言っています。これも本当に実現できるんじゃないかと思いますよね!楽しみです。
最近では「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長がスペースXと契約を結んだことでも話題になっていますよね。
 
 
 

車好きで自動車分野にも強い関心があった

 
イーロンはテスラ・モーターズに投資をし、その後テスラ・モーターズのCEOに就任することとなりましたが、もともと自動車に強い関心を持っていたそうです。

2003年からテスラ・モーターズで電気自動車の開発に携わり、「持続可能なエネルギーへ」、「世界の移行を加速する」というコンセプトで速くて長距離走れるロードスターの開発を行いました。当時発売されたロードスターは、1度の充電で394km走行が可能で、加速性能も0-100km/hを3.9秒という性能を実現しました。

電気自動車のため環境にも優しく、高級車にもかかわらず2400台を売り上げるヒット商品となりました。空気を汚さずにフェラーリよりも早く、ポルシェよりも安くというこだわりが話題になりましたね。

プライベートでは1999年におよそ1億円でマクラーレンF1を購入し、事故で廃車寸前にまでなりましたが、修理しながらその後8年ほど愛用していたそうです。
 
 
 
 
 

イーロン・マスクのエピソード集

 


 
 

イーロン・マスクの一風変わったエピソード【仕事編】

 

1.有り得ない位働く

イーロンは1995年に初めて起業したころからずーっと週100時間働いています。平日は朝9時から深夜1時まで毎日働き、土日は10時間働くとのことです。12年間でとった休みは2週間だけだそうですよ、すごいですね。
 
 

2.クビにする判断が速い

イーロンは、ある分野に対して自分よりも専門的な知識を持っている人しか雇いません。週1回のミーティングの後、イーロンの期待に応えることができず、見限られたひとたちは突然のクビを言い渡されたという話もあります。
 
 

3.怒るときはめちゃくちゃ怒る

専門性が高く、沢山の知識とこだわりを持っているイーロンですが、開発した商品に気に入らないところがあればとにかく怒ることもあるそうです。良いものを作ろうとこだわっているからこそ納得ができなくて怒ることがあるんでしょうね。
 
 

4.なかなか人使いが荒い

テスラのある社員は、入社したその日に、あと4か月で工場を作るように言われました。しかも、既にオープンパーティの招待状を3000人に送った後だったので、なんとしても完成させる必要がありました。

無事4か月でなんとか作ったのですが、工場の中を従来の工場っぽくない綺麗な内装にしろという、タイトな日程の中では大変な指示もあったそうです。
 
 

5.愛想がないことで有名

イーロンは仕事中愛想はがないことで有名です。
 
 

6.服装はTシャツにジーパン

仕事着も基本はTシャツにジーンズというスタイル。
 
 

7.美意識が高い

美へのこだわりは強く、空間は人を変えるとしてオフィスや工場などもこだわって作っています。

工場内では危険な場所には黄色でラインなどが引かれていましたが、イーロンは黄色が嫌いという理由でこれを禁止しました。これによって工場内で事故が多発し、従業員がケガをしてしまうことが増えました。この出来事によって、世間からは経営者として失格だと言われてしまいました。
 
 
 
 

イーロン・マスクの一風変わったエピソード【プライベート編】

 

1.ラーメンが好き

来日した際には、ラーメン二郎に二回も行っています。Twitterにラーメン二郎に行ったことが投稿されて話題になりました。
 
 

2.三度の離婚を経験

2000年にクイーンズ大学の同級生である作家「ジャスティン・マスク」と結婚し、双子と三つ子が産まれたが、2008年に離婚。離婚するときには、「君が僕の会社のスタッフだったらとっくにクビにしているよ」と伝えたそうです。きつい。。。

その後、2010年に女優のタルラ・ライリーと結婚したが2012年に離婚。2013年には復縁するものの2016年に再度離婚しました。2016年にはジョニーデップの別れた妻である女優の「アンバー・ハード」との交際が報じられ、本人もこれを認めています。
 
 

3.人生の目標を人類の救済とした

イーロンがまだ中学生くらいのときに、人生の目標を「人類の救済」とすることにしました。だから火星への移住計画やエコな自動車の開発などを行っているのかもしれませんね。中学生でそんなこと考えられるなんてすごいですね。
 
 

4.マラリアで死にかける

2000年の休暇中に、イーロンの故郷である南アフリカに行った際、マラリアに感染して本気で死にかけたそうです。この経験から、「休暇は取らない方が良い。命を落とす可能性がある」と言っています。
 
 

5.食事は5分

食事は5分でとります。
 
 

6.アイアンマンが大好き

映画『アイアンマン』が大好きすぎて出演。アイアンマン2の撮影はSpaceXのオフィス内と周辺で行われました。
 
 

7.水陸両用のロータスエスプリを所有

映画『007 私を愛したスパイ』で登場した水陸両用のロータスエスプリを所有しています。
 
 
 
 

イーロン・マスクの一風変わったエピソード【Twitter編】

 
イーロンのTwitterはよく炎上していますね。
 
 

1.エイプリルフールに嘘をつく

2018年4月1日のエイプリルフールには、自身のTwitterで「テスラが全面的に経営破綻したことを伝えるのは残念だ」とつぶやきました。

これはエイプリルフールの嘘のツイートですが、テスラの株価が翌日大きく下落しました。これはやばい(笑)
 
 

2.株式非公開化を検討していると勝手にツイート

2018年8月には、株式非公開化を検討していると会社の弁護士らに相談せずにいきなりツイートして炎上しました。すぐに撤回したものの、米証券取引委員会(SEC)の調査が入り、株主訴訟も起きる大変な事態となりました。

マスクとテスラがそれぞれ2000万ドル(約22億円)の制裁金を支払うことになり、なんとか収束したように見えます。
 
 

3.イギリス人ダイバーを小児愛好者呼ばわり

2018年6月に発生したタイのタムルアン洞窟の遭難事故で、少年らの救出に貢献した英国人ダイバーを小児愛好者呼ばわりして炎上しました。

イーロンはこの救出活動に潜水艇を提供すると表明したが、救助には不向きだったようで、英国人ダイバーから「知識を伴わない単なるPR活動」と批判を受けていました。これに対し、イーロンは「この小児性愛者には悪いが、お前が自ら招いたことだ」と投稿して炎上し、テスラの株価は3.4%値下がりしました。

その後謝罪しましたがなかなかの問題発言ですね。
 
 
 
 

【番外編】コンピュータで解析したイーロン・マスクの性格

 
IBMが開発したスーパーコンピューター「Watson(ワトソン)」が、イーロン・マスクの性格を分析した結果を書いていきます。ワトソンの「Insights software」というソフトでは、その人が書いたり話したりした言葉を分析して人格的特徴をスコア化するんだそうです。
おもしろい!

イーロンの人格的な特徴としては、「慎重さ」が1.00満点中0.96点で高得点を獲得したそうです。この数字はテック系企業のCEOの中ではもっとも高いスコアだったそうです。ふむふむ。
 
 
 

あんなにバンバン起業していた印象のあるイーロンさんですが、実は慎重な方なんですね~!なんだかいまいち人物像が見えてこない(笑)
 
 
 
 


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